「CSRとCSVに関する原則」について
2014年3月13日、「CSRとCSVに関する原則」が公表されました。このページでは、その背景と経緯を紹介します。「CSRとCSVに関する原則」(PDF)をダウンロードしていただくこともできます。
【背景と経緯】
マイケル・ポーター教授が2011年に提唱したCSV(Creating Shared Value 共有価値の創造)が日本で紹介されてから、「CSRからCSVへ」、「CSR はもう古い、これからはCSV だ」といった論調が見られるようになってきました。CSVそれ自体というよりも、そうした日本でのとり上げられ方と、本来のCSR(企業の社会的責任)への影響に懸念をいだいた企業、NPO/NGO、消費者団体、シンクタンクなど諸セクターの有志により、研究会として「CSRとCSVを考える会」が2013年夏から4回にわたって開催され、議論が積み重ねられました。そのアウトプットとして、ISO26000(社会的責任の手引き)や国連ビジネスと人権に関する指導原則の観点から一定の基準となる考え方がまとめられたものが「CSRとCSVに関する原則」です。
一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)と一般財団法人CSOネットワークは、「CSRとCSVを考える会」で事務局的な役割を担ってきました。
【発起人】
「CSRとCSVに関する原則」が提言されるにあたり、「CSRとCSVを考える会」のメンバーに数名の方々が加わって、発起人となっています。
赤羽真紀子 足立 直樹 今田 克司 川村 雅彦 黒田かをり 後藤 敏彦 下田屋 毅
白石 理 関 正雄 武田 勝彦 冨田 秀実 富野 岳士 野村 舞衣 菱山 隆二
古谷由紀子 堀江 良彰 松岡 秀紀 米良 彰子 森 摂 和田 征樹 (敬称略 50音順)
【CSRとCSVに関する原則】
「CSRとCSVに関する原則」はこちらからダウンロードできます。
PDF 「CSRとCSVに関する原則」の提言 ~ISO26000の視点から~(PDF 508K)
「CSRとCSVに関する原則」の英語版はこちらからダウンロードできます。
PDF Principles on CSR and CSV
2014年3月13日
一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)
一般財団法人CSOネットワーク
【CSRシンポジウム】
- 2014.3.13 「広がる企業の人権・労働課題―CSVはCSR課題を解決できるか」
報告はこちら - 2014.5.21 「CSRとCSVに関する原則」のめざすもの ― CSVはCSR課題を解決できるか
報告はこちら(CSOネットワークサイト)
報告はこちら(ヒューライツ大阪サイト)
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