ウクライナ・ロシア戦争に際して、同じ時代、同じ世界をともに生きる市民として国家を超えて声をあげていく「世界にあなたの声を」に、賛同します

03.04


一般財団法人CSOネットワークは、会員として加盟しているJANICおよび他団体有志が立ち上げた、ウクライナ・ロシア戦争に際して国家を超えて市民の声をあげていくイニシアチブ「世界にあなたの声を #voiceforpeace」に賛同します。

市民が連帯して声をあげていくことに意義を感じています。この動きが、ウクライナ語、ロシア語、英語のみならず、様々な言語で広がり繋がることを願っています。

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世界にあなたの声を #voiceforpeace

ウクライナ・ロシア戦争に際して同じ時代、同じ世界をともに生きる市民としての表明

https://voiceforpeace.world/

理不尽な暴力の連鎖をとめるために、
国家を超えた市民の声を。

私たちは、同じ時代、同じ世界をともに生きる市民として、平和をとり戻すために努力を続けるウクライナとロシア及び全世界の市民に連帯の意を示します。

そして、時に国家が生み出してしまう理不尽な暴力の連鎖を断つためには、国家の枠を超えた「市民の声」こそが力になる。そう信じてこのメッセージを発します。

国家という巨大な力の前に、私たち個々の市民の力は無力にも思えるかもしれません。しかし私たちは学んできました。過去の苦しい戦禍の経験から、一人ひとりの市民が戦争の無益さ、暴力の理不尽さ、平和の尊さを、くりかえし言葉にし、家族や友人に伝え、ともに社会に訴え続けてきたことを。その積み重ねによって減った暴力があり、たくさんの平和の芽が生まれてきたことを。

必ずしも、国家の論理、権力のなすがままに世界が動くわけではありません。

世界中の人がつながる今という時代だからこそ、市民が国を超え、ともに社会に働きかけることができます。国家や権力が生み出す暴力の連鎖をたち、平和の流れに変えていく力になるはずです。

たとえ声高でなくても。声にさえならなくても。

ロシアの地下鉄では、ひとりのロシア人のおばあさんが、ウクライナ国旗の色である青と黄色の服を着て無言のまま平和への意志を示していました。

遠く離れた日本でも、武力のためにではなく傷ついた人たちの支援に使ってくださいとお金の支援を申し出る若者たちがいました。

言葉を届けることも、
いいねで賛意を示すことも、
悩んで葛藤することも、
対話をしようとすることも、
祈ることも、
寄付を届けることも、
どれもが大切な「声」です。

声はやさしく寄り添うことができます。
声は勇気を呼び起こします。
声はうねりをつくります。
声は時代を変えます。

今も世界各地でおきている暴力の連鎖を平和への道筋へと変えていくために、国家という枠をこえてつながりともに歩みます。ウクライナ、そしてロシアで平和を求めて声を発している人たちに寄り添い、私たちの声を届けます。

私たちの政府にも、平和的な問題解決につながるためのあらゆる努力を望みます。

また、今回の出来事によって、日本に住むウクライナ・ロシアに由来を持つ方々がいかなる不当な迫害を受けず安全に暮らしていけることを求め続けます。

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