参加型地域づくり支援
地域目標やコミュニティ指標の策定、その推進や指標による評価を通して、地域の人々の参画を促進し、地域課題解決の主体となる地域コミュニティの醸成を目指して活動しています。地域の人々とともに、地域の強みや課題を踏まえて地域のビジョンを共有し、地域として取組むべき目標をつくっていく中で、 緩やかな支え合いによる地域コミュニティづくりを支援していきます。
①「黒部の福祉を良くする活動計画〜第3次/第4次黒部市地域福祉活動計画〜」の策定・推進・評価をサポート(2018年度〜)
「黒部の福祉を良くする活動計画〜第3次黒部市地域福祉活動計画〜(2019〜2023年度)」通称「5GOALS for 黒部」の策定及び推進・評価を黒部市社会福祉協議会を通じてサポートしました。
地域の声を集め、地域の人々が参画してつくった地域目標を、目標に向けた取組みの進捗を測る指標とともにウェブサイトでわかりやすく紹介し、地域でアクションを起こしてもらうことを目指しています。目標の根拠となったデータの可視化、指標のビジュアル化や、取組みにつながる地域活動・地域組織の紹介にも力を入れて、全ての世代にアピールする参加型の地域づくりを目指しています。
2023年度には、策定から5年経った「第3次計画」の進捗を地域の人々とともに振り返り、コロナ禍を経て変容した地域の現状を踏まえて、「黒部の福祉を良くする活動計画〜第4次黒部市地域福祉活動計画〜(2024〜2028年度)」が、前計画を改訂する形で策定されました。CSOネットワークは、策定委員会のアドバイザーとしてサポートを行いました。2024年度以降も、「第4次計画」の推進・評価に引き続き関わっていきます。
② 座間市「第4次地域福祉活動計画」の策定サポート(2020〜2021年度)
座間市社会福祉協議会(以下、座間社協)が中心となってつくる「第4次地域福祉活動計画(2022〜2026年度)」の策定を2020年度 よりサポートし、第3次活動計画の振り返りや組織基盤強化につながる支援を行いました。
活動計画の策定過程で、座間社協が目指すビジョンの共有、内部コミュニケーションの円滑化、地域の多様な人々の参加や連携が促進されることを目指し、座間社協の若手スタッフを中心としたコアメンバーの伴走支援を行ないました。
③ 「静岡のローカル指標づくりプロジェクト」サポート(2020〜2021年度)
SDGsに関するアクションを草の根レべルで推進するために、「しずおかSDGsネットワーク」と「静岡市番町市民活動センター」が、地域の人々の対話と学びの中で進めたローカル指標づくりをサポートしました。
2021年2月、それまでの議論を、3つの目標、9つのターゲット、14の指標から成る「まぁるいしずおか」としてまとめ発信しました。2021年度以降は目標に向けた具体的なアクションに取り組んでいます。
④ 魚沼市「第3次地域福祉推進計画」の策定サポート(2021〜2022年度)
魚沼市と魚沼市社会福祉協議会が中心となってつくる『第3次魚沼市地域福祉推進計画』(第4次地域福祉計画・第3次地域福祉活動計画、2023〜2027年度)」の策定を、2021年度 よりサポートしました。多様な人々とつながり支え合う地域づくりを目指して、計画策定の原則を検討するところからスタートし、ロジックモデル研修や現計画と活動の紐付け及び振返りなどを踏まえ、地域の多様な人々から成る策定委員会で対話を進めて計画をまとめました。
⇨ 社会福祉法人魚沼市社会福祉協議会「第4次地域福祉活動計画」ウェブサイト