皆さん、こんにちは。サステナビリティコミュニケーターの梁井です。 あっという間に今年も残り2週間ですね。12月15日（木）に大阪で開催された経済産業省　中小企業庁主催の「CSR（企業の社会的責任）と人権セミナー」に登壇しました。新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、ここ2年程はほとんどがオンラインセミナーとなってしまっていましたので、今回はとても久しぶりのリアルな登壇の機会となり、会場の参加者の皆さんが頷いたり、首を振ったりと反応してくださる様子を久しぶりに見ることができてとても新鮮でした。

今回、私は基調講演と事例発表＆パネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただきました。基調講演では、「ステークホルダーとともに進める「ビジネスと人権」～公正で持続可能な社会の実現に向けた企業の責任と役割～」と題し、いま、各国で取り組みが進められている「ビジネスと人権」への対応において、企業が求められている役割や、対話や連携を通じた取り組み事例などについてお話しをさせていただきました。続く、事例発表には、株式会社デイリー・インフォメーション関西（執行役員　東山奈津子様、執行役員　中西夏子様）、錦城護謨株式会社（代表取締役社長　太田泰造様）、味の素株式会社（サステナビリティ推進部　社会グループ　柴草哲郎様）の3社が登壇され、働きやすい職場環境づくりや地域社会貢献、ビジネスと人権についての具体的な取り組みについての紹介がなされました。パネルディスカッションでは、事例発表をいただいた3社の皆さんへの会場・オンライン参加の皆さんからの様々な質問をもとに活発なディスカッションが行われ、発表された事例の背景にある各社の工夫や課題なども伺うことができました。

CSOネットワークでは来年も引き続き、対話・連携を通じた「ビジネスと人権」の取り組みの推進に取り組んでいきます。

ハンドブック『ケースから考える「ビジネスと人権」』

デジタル社会、気候変動、マーケティングという３つのケースをもとに、「ビジネスと人権」に関する「問題」に気づき、人権の主体である人々と「対話」し、広く問題を「解決」していくためのナビゲーションを提供しています。 詳細はこちらのページをご覧ください。

CSOネットワーク　YouTubeチャンネル「10分でわかる『ビジネスと人権』」

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コラムシリーズ『ケースから考える「ビジネスと人権」ライブラリー』

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