グローバル・リスク社会に向かう世界に、私たちは何ができるか?
3.11原発災害の経験、コミュニティと農の再生、生物多様性の視点から、国連家族農業年(2014)の意義をふまえて、日本と世界の連帯・共生のための道すじを見出したいと思います。
農山村消滅論や農業協同組合不要論などが叫ばれるなか、生物多様性、有機農業、家族農業、日本型食生活、里山再生可能エネルギー、地域コミュニティに基づく地域の力こそ、3.11後の新しい都市と農村の関係づくりとして重要性を増しています。自然と地域の共生をめざして長年取り組んできた有機農業の経験を踏まえ、ローカルとグローバルを結びつける新たな可能性について考えます。
日時 : 2014年9月6日(土)13時30分~17時00分
場所:國學院大学渋谷キャンパス、常磐松ホール
資料代:1,000円 (学生:500円)
(星寛治氏ほか著、ブックレット『地域の内発的復興・発展』を含む)
会場への行き方
渋谷駅(JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線)から徒歩約13分
渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩約10分
表参道駅(地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線)B1出口から徒歩約15分
都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番のりば 学03日赤医療センター行)「国学院大学前」下車(運賃180円・IC175円)【渋谷駅から3番目の停留所、所要時間約10分】
共催: 國學院大学共存学プロジェクト、地域の力フォーラム委員会(CSOネットワーク)、共生社会システム学会
協力: IFOAMジャパン、アジア太平洋資料センター(パルク)、国連生物多様性の10年市民ネットワーク、 コモンズ、農山漁村文化協会、福島県有機農業ネットワーク(五十音順)
*本フォーラムは、一部、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催されます。
プログラム
13:30 開会のご挨拶
古沢広祐(國學院大學経済学部教授/共存学プロジェクト)
第一部 特別基調報告
星寛治氏(山形県高畠町有機農家/たかはた共生塾顧問/農民作家)
「輝く農の時代へ ~ 都市市民と共に~」
休憩
第二部 報告とパネルディスカッション
進行:大江正章(コモンズ代表/アジア太平洋資料センター共同代表/「地域の力フォーラム」委員長)
菅野正寿(有機農家/福島県有機農業ネットワーク理事長)
「原発事故から見えてきた農の価値と地域の力」
古沢広祐(國學院大學経済学部教授/共存学プロジェクト)
「生物多様性の危機と有機農業・家族農業の可能性」~国際有機農業運動連盟(IFOAM)世界大会に向けて~
浜口真理子氏(CSOピースシード代表/人々とたねの未来フォーラム事務局
「タネを通して食と農、地域と世界をつなぐ」~生物多様性:COP10からCOP12へ( 日本・インド・韓国)~
全体討論
17:00 閉会の辞
全体司会:黒田かをり CSOネットワーク事務局長・理事、「地域の力フォーラム」事務局
申込み締切:2014年9月4日(木)
【お問い合わせ】
國學院大学共存学プロジェクト 古沢研究室:03-5466-0330
CSOネットワーク TEL: 03-3202-8188 E-mail: office@csonj.org