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ブータンは国民総幸福(GNH)を掲げた「幸福の国」として世界的に知られる。実際、人々の暮らしや自然の保全を優先した国家運営がなされてきた。政府は2020年までに農業を有機に切り替えるという方針も出している。
一方、他国と同じく、ブータンも近代主義の矛盾と無縁ではない。都市部では近年、経済発展とそれにともなう格差増大、首都への人口集中や失業問題の生起などの社会問題が目立つようになった。農村部でも、人口減少や高齢化が進んできた。本セミナーでは、2006年よりブータンの村で調査と交流を続けてきた真崎克彦さんに、ブータンの地域を取り巻く現状と課題を、GNH、村の様子、政府の有機農業推進などの点から議論をいただく。
日時: 2015年3月14日(土) 15時00分~17時30分
場所: 早稲田奉仕園セミナーハウス101号室
〒169-8616
東京都新宿区西早稲田2-3-1 http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
東京メトロ東西線 早稲田駅より(徒歩約5分)、
JR山手線・西武新宿線 高田馬場駅 早稲田口より都バス「学02 早大正門行」『西早稲田』下車(所要時間約10分)、
東京メトロ副都心線 西早稲田駅より(徒歩約8分)
参加費:無料
主 催 :「地域の力フォーラム」委員会、一般財団法人CSOネットワーク
助 成 :独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
【講師ご紹介】 真崎克彦 氏
甲南大学マネジメント創造学部教員。アジア諸国にて国際協力の実務に従事した後、サセックス大学大学院で博士号(開発研究)取得。国際協力を取り巻く課題や、発展・開発のあり方についての研究に取り組む。訳書に『「幸福の国」と呼ばれて―ブータンの知性が語るGNH(国民総幸福)』(コモンズ、2014年)、論文に「〈対話〉論的シチズンシップをブータン村落で考える」(『国際開発研究』22(1)、2013年、国際開発学会奨励賞)など。
参加お申し込み
お申込み締切:2015年3月13日(金)