SDGsの地域への応用として、地域課題を踏まえた地域目標策定の動きが始まっています。地域での取り組みを進めるためには、課題や目標を地域内で共有し、成果指標など取り組みの可視化が有効であり、参画を促す仕組みが重要だと思われます。本講座では、米国を中心に指標を活用した地域づくりを推進している“コミュニティ・インディケーター・コンソーシアム”によるウェブサイトを活用した参画型プログラムを紹介し、日本における同種の取り組みの可能性を議論します。 チラシはこちら
<同時通訳>
- 企画監修:影山 摩子弥 氏(横浜市立大学大学院都市社会文化研究科教授)
- 主催:横浜市立大学地域貢献センター、一般財団法人CSOネットワーク
- 助成:独立行政法人 国際交流基金 日米センター(CGP)
- 後援:横浜市政策局
開催日時
令和2年1月16日(木)14:30~16:30
会場
横浜市立大学 金沢八景キャンパス(横浜市金沢区瀬戸22-2)
アクセス
https://www.yokohama-cu.ac.jp/access/hakkei_campusmap.html
京浜急行「金沢八景駅」下車徒歩5分
シーサイドライン「金沢八景駅」下車徒歩5分
プログラム
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趣旨説明
- 「持続可能な地域づくりのための参加の仕組み」 一般財団法人CSOネットワーク 事務局長代行・理事 長谷川 雅子
- 基調講演
- 「目標・指標の可視化による参加型の地域づくり」 講師 コミュニティ・インディケーター・コンソーシアム 事務局長 Chantal Stevens 氏
- 事例報告
- ローカルSDGs「5goals for 黒部」の取り組み 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会総務課課長補佐 小柴 徳明 氏
- パートナーシップで進める 地域づくり テキサス州「CAN」の取り組み コミュニティ・アドバンスメント・ネットワーク事務局長 Raul Alvarez 氏
パネルディスカッション
ファシリテータ― 一般財団法人CSOネットワーク 常務理事 今田 克司
受講対象
一般・学生
受講料
2,300円(横浜市立大学の卒業生は割引になりますのでお申し出ください)
定員
100名
申し込み・詳細
こちらをご参照ください。
登壇者プロフィール
- Chantal Stevens (シャンタル・スティーブンス)氏
コミュニティ・インディケーター・コンソーシアム(Community Indicator Consortium:CIC)事務局長
コミュニティ・インディケーター・コンソーシアムに設立時より関わり、2005年~2008年及び2012年理事。地域開発指標の草分け、サステナブル・シアトル前事務局長、キング・カウンティ全域をカバーする地域フォーラムの外部マネージャー及びマネジメントアナリスト等歴任。地域指標と公的関与が、行政と市民社会の連携の鍵と主張するリーダーの一人である。ワシントン大学海事(Marine Affairs)修士。
CICのウェブサイト:https://communityindicators.net
- Raul Alvarez(ラウル・アルバレズ)氏
コミュニティ・アドバンスメント・ネットワーク(Community Advancement Network: CAN) 事務局長
2015年より、コミュニティ・アドバンスメント・ネットワーク事務局長。
2000年より6年間オースティン市の市議会議員としてコミュニティ・アドバンスメント・ネットワークの運営委員を務め、2004年に委員長、2015年より現職。2008-2010オースティンコミュニティカレッジ理事。2007年よりオースティン独立学区(公立学校を運営するための行政から独立した法的組織)の運営にも携わっている。スタンフォード大学産業技術学士、テキサス大学地域コミュニティ計画修士。
CANのウェブサイト: http://canatx.org/dashboard/
- 小柴 徳明氏
黒部市社会福祉協議会総務課課長補佐
保健体育の講師を経て、社会福祉協議会に入社。赤い羽根共同募金改革や広報改革プロジェクト、近隣
社協との連携事業などを担当。現在は、平成27年に新設した経営戦略係として法人の基盤強化、経営の
中長期ビジョンの策定、シンクタンク事業の立ち上げなどに取り組む。
- 長谷川 雅子
一般財団法人CSO ネットワーク事務局長代行・理事
横浜市役所(社会福祉職)、公益社団法人アジア協会アジア友の会(海外プロジェクト担当)等を経て、2010年CSOネットワーク入職、2018年より事務局次長、2019年10月より現職。地域主体の持続可能な社会づくり事業、持続可能な公共調達に関する調査、民間企業の開発支援資金に関する調査等に携わる。横浜市立大学非常勤講師。大阪大学国際公共政策研究科博士課程修了(国際公共政策博士)。