Ⅰ.背景・目標
気候変動や生物多様性損失といった環境問題の大きな原因のひとつに、消費者の日常生活があり、これまでの消費のパターンを見直し、持続可能なものに変えていくことが求められている。
国際的には、2010年に発行された「ISO26000社会的責任に関する手引き」を通じた取組の実施や、今年9月の国連総会で策定予定の「SDGs(持続可能な開発目標)」案で重要な要素として盛り込まれるなど、持続可能な消費に向けた取組が進められている。
日本でも、環境省が持続可能な消費の推進・支援の取組みを進める他、消費者庁も「消費者市民社会」を「消費者が、地球環境等に影響を及ぼし得るものであることを
自覚し、公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に参画する社会」と定義し、消費者市民教育を推進するなど、積極的に取り組んでいる。
また、消費者団体・生協・研究者/研究機関・企業なども、持続可能な消費の実現のための取組みを進めてきている。
そこで、以下の目的のために本セミナーを開催する。
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持続可能な消費に関する取組み事例を含む国内外の最新動向を共有する。
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持続可能な消費に向けた消費者・事業者・NGO・省庁・研究者・教育関係者等の取組みの可能性・在り方を検討するとともに、それぞれの取組みの連携を推進する。
Ⅱ.日時
日程:2015年2月25日(水)
時間:18:00~21:00
Ⅲ.場所
ベルサール九段 4階 Room 4
http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_kudan/access.html
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル
Tel:03-3261-5014
<交通アクセス>
「九段下駅」7番出口徒歩3分(東西線)
「九段下駅」5番出口徒歩3分(半蔵門線・新宿線)
「神保町駅」A2出口徒歩7分(半蔵門線・新宿線・三田線)
Ⅳ.対象
消費者・企業・NGO・研究者・教育関係者・政策担当者・メディア等
Ⅴ.主催
主催:グリーンエコノミーフォーラム
協力:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)・CSOネットワーク
助成:環境再生保全機構地球環境基金
Ⅵ.セミナープログラム<以下、敬称略>
「開催趣旨説明」
1.講演
「消費者庁と持続可能な消費(仮題)」
阿南久(一般社団法人消費者市民社会をつくる会理事長/前消費者庁長官)
「消費者市民教育等に関する最新動向(仮題)」
古谷由紀子(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会常任顧問/消費者庁消費者市民育成小委員会座長)
「持続可能なライフスタイルと消費への転換に関する研究の最新動向(仮題)」
青柳みどり(国立環境研究所社会環境システム研究センター環境計画研究室室長)
「消費者・企業のこれから−ISO26000における持続可能な消費に関する議論を踏まえて(仮題)」
関正雄(損保ジャパン日本興亜環境財団専務理事/明治大学経営学部特任准教授)
「持続可能な消費とSDGs(仮題)」
足立治郎(グリーンエコノミーフォーラム理事/JACSES事務局長)
休憩
2.意見交換
○パネリスト:講演者
古沢広祐(國學院大学教授/JACSES代表理事)
○司会:黒田かをり(CSOネットワーク事務局長)
○論点:
・持続可能な消費に向けた消費者・事業者・NGO・省庁・研究者・教育関係者等の取組み・連携の可能性・在り方
Ⅶ.参加費
1,000円
Ⅷ.お申し込み
「2015年2月25日セミナー参加申込」と明記の上、次のJACSES(グリーンエコノミーフォーラム事務局)ウェブサイト・参加フォーム
(http://www.jacses.org/form/form_event.html)から、もしくはFAX:03(3556)7328宛てに「お名前」「ご所属(勤務先・学校など)」「返信のためのご連絡先」を明記の上、お申込み下さい。
Ⅸ.お問い合わせ・お申込み
グリーンエコノミーフォーラム
担当:木元
TEL:03-3556-7323 FAX:03-3556-7328
以上