2018年11月8日に第4回持続可能な公共調達(SPP)フォーラム「SDGs時代における地方公共団体の「持続可能な公共調達」の課題と展望」を開催しました。
公共調達を通じた地域経済の活性化や地域防災の整備は、従来より行なわれていましたが、地域社会の持続可能性を高めるには、今以上の環境配慮や、労働・人権・福祉などの社会的側面に配慮した調達が求められます。
「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標12.7にも掲げられている「持続可能な公共調達(SPP)」を日本の地域で推進していくためには、今何が必要なのでしょうか。また、各セクターはどのような取り組みを進めていけばよいのでしょう。
今回のフォーラムでは、日本の公共調達の課題と展望について、公共調達研究の第一人者である法政大学大学院の武藤博己教授による基調講演、および自治体の公共調達の取り組み事例、欧州の動向や先進事例を踏まえ、有識者や関係者と意見交換を行いました。
当日の記録はこちらをご参照ください。
第4回 持続可能な公共調達(SPPフォーラム)
開催日時:2018年11月8日(木)14:00-16:30
会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスルームA
【プログラム】
司会進行:梁井裕子(CSOネットワーク プログラムオフィサー)
14:00 開会挨拶、趣旨説明 黒田かをり(CSOネットワーク 事務局長)
14:05-14:55 基調講演 「公共調達: 自治体の現状と課題」 武藤博己氏(法政大学大学院公共政策研究科教授)
14:55-15:05 休憩
15:05-15:20 報告1 「自治体による持続可能な公共調達の取り組みについて」 長谷川雅子 (CSOネットワーク 事務局次長)
15:20-15:35 報告2 「Ecoprocura 2018 (SPPに取り組む欧州自治体の会議)報告」 長谷川淳子氏 (グリーン購入ネットワーク)
15:35-15:50 報告3 「ビジネスと人権の側面からみた日本の公共調達」 高橋大祐氏 (弁護士)
15:50-16:25 全体討議 モデレーター:黒田かをり(CSOネットワーク 事務局長)
16:25-16:30 まとめ