【2014年6月23日 東京発】2014年6月23日、ポスト2015年開発アジェンダを担当する国連事務総長特別顧問のアミーナ・モハメッド(Amina Jane Mohammed)氏が世耕弘成内閣官房副長官を表敬訪問して会談を行った。
会談の中で世耕官房副長官は、積極平和主義、女性が輝く世界、日本で開催が予定されている「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議(2014年12月)」と「第3回国連防災世界会議(2015年3月)」という安部政権による取り組みを紹介。また、日本政府がポストMDGsに含めるべきとしているユニバーサル・ヘルス・カバレッジと防災において、ジェンダーの視点を忘れてはならないと述べた。
これらに加えて、ポスト2015年開発アジェンダの策定には人間の安全保障を指導理念とすべきという見解を示した上で、モハメッド氏が中心的に関わる国連事務総長統合報告書への期待感を示した。
モハメッド氏は「現場で実現可能、かつ簡潔なものにすべき」とポスト2015年開発アジェンダの望ましい姿を表現。その上で、引き続き日本の貢献に期待している旨を述べた。
出典:外務省
原題:モハメッド国連事務総長特別顧問(ポスト2015年開発アジェンダ担当)による世耕官房副長官表敬
URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/gic/press3_000022.html