【2014年10月21日】国連開発グループ(United Nations Development Group)はポストMDGsに関する新しい報告書「ポスト2015年開発アジェンダを推進する(Delivering the Post-2015 Development Agenda)」を発表した。
この報告書は、のべ100回に迫るポストMDGsに関する各国での対話集会や、11のテーマ別公聴会、そしてオンラインでのディスカッションや市民によるオンライン投票プラットフォームマイ・ワールド(My World)の結果に基づくものだが、1年前に以前に発表された報告書「100万人の声(A Million Voices)」とは異なり、ポストMDGs開発アジェンダを実際に遂行するにあたっての推進と阻害それぞれの要因に着目している。
総論として、ポスト2015年開発アジェンダを実行に移して人々の生活に真の変化を生み出すためには、これに対する十分な投資が欠かせないと結論。また、参加(participation)、包含(inclusion)、能力とパートナーシップの強化(Strenthened capacities and partnerships)というキーワードが異なる様々な議論において欠かせないと述べている。
報告書はThe World We Wantのホームページからダウンロードできる。
▼ポスト2015年開発アジェンダを推進する(Delivering the Post-2015 Development Agenda)のダウンロードはこちら
http://www.worldwewant2015.org/dialogues2015
出典:United Nations Millennium Campaign
原題:Delivering the Post-2015 Development Agenda
URL:http://www.endpoverty2015.org/en/2014/10/21/delivering-the-post-2015-development-agenda/