MDGsの成果を知って 国連がソーシャルメディアキャンペーンを開始

07.18


【2012年6月6日 マドリッド(スペイン)発】国連ミレニアムキャンペーン UN Millennium Campaign は、過去10年間の主要なMDGsの達成事項を広く伝えるためのソーシャルメディアキャンペーンを開始した。「それを知らないなんて y tu sin enterarte (and you didn’t even know about it)」と題するこのキャンペーンは、6月6日から20日に、市民から無償で提供されたFacebookやTwitterのプロフィール欄を通じて、MDGsの主な達成事項をフレンズやフォロワーに発信する。

「世界中で100万人の人々が貧困から抜け出し、学校に通う子どもの人数は以前に比べて増加した。子どもの死は世界中で劇的に減少し、20億人が安全な飲料水へのアクセスを得て、マラリアやHIV/エイズとの闘いは100万人単位の命を救っている。私たちが力を合わせて達成した過去10年間の大きな進展は広く知られるべきだ」「進展をさらに加速するために、協力して取り組み続ける必要がある。まだ多くのやるべきことが残っているから」。キャンペーンの開始にあたって、担当者はこのように述べた。

このキャンペーンは、ソーシャルメディアをとおして、さまざまな人や組織がMDGsに関する前向きなメッセージを直接やりとりすることで、さらなるコミットメントが生まれることを期待している。

特設WEBサイト( http://www.ytusinenterarte.org )上のアプリを使って、TwitterやFacebookのプロフィールを提供することができる。キャンペーン参加中は、1週間にわたって1日1回、MDGsに関連するポジティブなメッセージがプロフィールに表示され、友人やフォロワー向けの通常の投稿にも同様のものが挿入される。

このキャンペーンは、リオデジャネイロ(ブラジル)で6月20日から22日にかけて行われるリオ+20(国連持続可能な開発会議 UN Summit on Sustainable Development)に先がけて開始された。

出典:United Nations Millennium Campaign
原題:UNMC Launches "And You Didn't Even Know About It:" An Innovative Social Media Campaign to Communicate MDG Progress
URL:http://www.endpoverty2015.org/en/tag/ytusinenterarte/

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