セミナー報告「パーム油」から持続可能な調達を考える<第2弾>
日時:2017年9月20日(金)18:15 – 20:45
会場:聖心女子大学グローバル共生研究所2階 4-2教室
主催:国際開発学会社会連携委員会
共催:聖心女子大学グローバル共生研究所
協力:一般財団法人地球人間環境フォーラム、プランテーション・ウォッチ、一般財団法人CSOネットワーク
国際開発学会社会連携委員会の定例セミナーで前回取り上げたパーム油ですが、第2回目を開催しました。
パーム油は、主にインドネシア、マレーシアが二大産地となっており、日本においても加工食品や化粧品などを中心に広く使われますが、植物性油と一括で表記されパーム油とは表示されないので実際は周知されていません。このパーム油は、環境や人権上のESG課題として、国際的にも国内的にも注目を集めてきています。
2回目となる今回は、BSR香港のキム氏よりマレーシアとインドネシアの状況、地球・人間環境フォーラムの飯沼氏よりパーム油発電問題、三井住友信託銀行の川添氏よりESG投資の観点から発表いただき、参加者で議論を深めました。
詳細は記録をご参照ください。
セミナー概要(案内)
主催者より開会の挨拶と趣旨説明
黒田かをり(国際開発学社会連携委員会、CSOネットワーク事務局長・理事)
1.パーム油を巡る課題提起
Jaewon Kim氏(BSR香港)
「パーム油産業の労働・人権イシュー」(PPT)
飯沼佐代子氏(地球・人間環境フォーラム/プランテーション・ウォッチ)
「パーム油発電の問題」(PPT)
川添 誠司氏(三井住友信託銀行 スチュワードシップ推進部 スチュワードシップ・オフィサー)
「パーム油へのESG投資の関心」(PPT)
2.パネル・ディスカッション、質疑応答
パネリスト:上記発題者3名
モデレーター:佐藤寛(国際開発学会社会連携委員会、アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
3.閉会の挨拶
大橋正明(国際開発学社会連携委員会委員長、聖心女子大学グローバル共生研究所所長)
以上