編集・発行:一般財団法人CSOネットワーク、2014年4月1日
CSOネットワークでは、昨年に引き続き、東日本大震災・原発事故に端を発した「思考の行きつく先」を冊子という形で世に出すこととなった。昨年は、福島原発事故と、約50年前に熊本県水俣市と新潟県阿賀野川流域で発生した水俣病との共通点について考えてみた。第二弾となった今回は、あらためて東北の農に注目し、そこに過去、現在、未来を結ぶ一本の線を紡ぐことを試みている。
本冊子は、CSOネットワークが主管をつとめる地域の力フォーラムにおける議論を源としている。地域の力フォーラムは、日本国内各地で取り組まれている地域主体の地域づくりに着目し、これに東日本大震災や原発事故からの復興という焦点を当てることによって、私たちの生活のあり方を世に問おうとしている。地場産業をもとにした持続可能な経済、農村と都市の住民の生産者対消費者という軸を越えた交流、企業との連携や多様なセクターが参加する地域のしくみづくりなども視野に入れて、調査研究をすすめている。参加メンバーの多くが本冊子にも執筆者として参加している。
(本冊子「はじめに」より抜粋)
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