開催報告
3月8日(木)に行われた持続可能な公共調達(SPP)フォーラムの開催報告です。
持続可能な公共調達(SPP)フォーラム2018
-全国自治体アンケート調査結果から考える、地域の持続可能性と公共調達-
2018年3月8日(木)、CSOネットワークでは、「持続可能な公共調達(SPP)フォーラム2018
-全国自治体アンケート調査結果から考える、地域の持続可能性と公共調達-」(会場:東京国際フォーラム ガラス等会議室G610)を開催しました。
基調報告では、まず、高木晶弘氏(一般財団法人CSOネットワーク リサーチフェロー)が今回CSOネットワークで行った「公共調達・公契約条例と地域の持続可能性に関するアンケート調査」の結果を報告しました。その後、下田屋毅氏(サステイナビジョン 代表取締役)が、海外自治体のSPP取り組みの中でも、先進的な取り組みを行っているデンマーク・コペンハーゲン市の事例等について現地でのヒアリング結果を交えて報告しました。
そして、弊財団黒田事務局長モデレートのもと、“公共調達は、地域の持続可能性向上に貢献しているか?”というテーマで基調報告の内容を踏まえ、 深津学治氏(グリーン購入ネットワーク 事務局長)、吉田正博氏(一般社団法人永続的成長企業ネットワーク代表理事)、下田屋毅氏によるパネルディスカッションが行われました。
そして、質疑応答、上記のパネリストの方々による公共調達に関する意見交換も行われました。質疑応答では、先進的に取り組みを行っている自治体の背景や、海外自治体の事例に関する質問が参加者から寄せられました。
最後に、山内直人氏(大阪大学大学院 国際公共政策研究科 教授)により、持続可能な公共調達の可能性に言及した統括コメントを頂きました。
関連リンク
▼フォーラム開催案内▼
▼開催案内チラシpdf▼
https://www.csonj.org/images/dddd249fda1a1c4ae3d89633dec1eab3.pdf
▼基調報告1資料:「公共調達・公契約条例と地域の持続可能性に関するアンケート調査調査結果」▼
当日の流れ
14:00 開会挨拶 今田 克司 一般財団法人CSOネットワーク代表理事
14:05-14:25
基調報告1:「公共調達・公契約条例と地域の持続可能性に関する全国自治体アンケート調査」のご報告
髙木 晶弘 一般財団法人CSOネットワーク リサーチフェロー
14:25-14:45
基調報告2:海外自治体のSPPへの取り組み:デンマーク・コペンハーゲン市の事例、デンマーク人権研究所等のヒアリングから
下田屋 毅 サステイナビジョン 代表取締役
14:45-16:05
パネル・ディスカッション:公共調達は、地域の持続可能性の向上に貢献しているか?
モデレーター:黒田 かをり 一般財団法人CSOネットワーク 事務局長・理事
<パネリスト>
• 深津 学治 グリーン購入ネットワーク 事務局長
• 吉田 正博 一般社団法人永続的成長企業ネットワーク代表理事
• 下田屋 毅 サステイナビジョン 代表取締役
16:05-16:25
質疑応答・意見交換(20分)
16:25-16:30
総括コメント 山内 直人氏 大阪大学大学院 国際公共政策研究科 教授