セルフチェックリスト Self-Assessment Questionnaire (SAQ)
<概説>
- このセルフチェックリストは、公共調達に参画する企業・組織が、本項で掲げている項目について、実施できているか否かを確認する、自己チェックを行うための質問例のリストとして作成しました。
- 一方、行政担当者が、入札に参加する企業・組織に対する評価項目やリスクアセスメントの一つとして(例えば、入札参加心得・資格の審査、総合評価落札方式の評価基準等に)取り入れていただくことも想定しています。
- 良い選択肢には+点、悪い選択肢には-点を付与するのが望ましいと思われます(全体として総合点がマイナスにもなり得ます)。点数の傾斜配分はそれぞれの運用次第ですが、各地域社会にとって優先課題に該当する項目は多く配点する等の工夫も考えられます。
- 欧州(例えばスウェーデン)における公共調達では、環境分野だけでなく、民間監査機関に委託して社会監査も実施されています。地域貢献を称する企業にさらなる取り組みを促す意味で、このような質問リストへの回答を踏まえた実地監査の実施も、SDGs時代における持続可能な地域社会には求められてくるでしょう(すでに地域貢献企業認証制度を導入する横浜市では、民間監査員が認証基準に従い、企業を審査しています)。
- A. 持続可能な地域社会(合計19項目):計57点
- A1. 地域経済への貢献 (4項目)
- A2. 地域社会への貢献 (5項目)
- A3. 人権(10項目)
- B. 責任ある事業活動(合計28項目):計84点
- B1. 労働(9項目)
- B2. 安全衛生(10項目)
- B3. ビジネス倫理(9項目)
(質問総数:47)